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悪趣味愛しい

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東京島/桐野夏生

流石の心理描写で一気に読了。メモ。

無人島にトウキョウと名付けて対比して掘り下げていくのかと思った。
けど違った。
出身地バラバラだし。

社会で生活する力が備わったとされる20歳前後の青年達が(しかしあまり社会に対して協力的ではなさそうな)、
生活のための仕事から逃げ出した先が、
現代社会の外にある無人島だったらどう生活するのか?っていう隔離実験みたい。

島は、凍える心配もないし、猛獣もいないし、人間という動物が生きるには何も問題なさそうだ。
だからやはりここで問題になるのは、人間の社会的な面なんだ。

この手のものは、青年男女だったり、同世代のグループだったりするのに、
女が中年一人と、舞台設定は意地悪だ。

島での青年達の生活はまとまりが無い。
集団生活の中でグループで分かれて学校みたいだ。

新しい環境に入って六年も過ごすのに成長が描かれているわけではない。
小さな秩序が生まれかかっては崩れる。個人として描かれている。個人間に距離がある。
距離を縮めていそうなカップルについての描写はあまりない。

無人島でおれとコイツだけになったらどっちとねんごろできる?って質問は
無人島に2人きりになったらというよくある妄想のとおり、
どんな人でも性別が対になっていて適当なバランスであれば
性という本能が個人の距離を近づけて家族を、集団を形成する。
しかし、これは舞台設定上不可能になっている。

だからみんなまとまらない。

最後に、足りないのは女でした的に女がやってくる。

子供に嘘も含め教育することで連帯感が生まれている。
また、子供ができて国を作り、助けが来る事を諦める(表面上?)様は、
子供が出来たから落ち着かなきゃなってのに似ている。

マンタが「サカホコっぽい」って表現する所がすごくいい。


火の鳥望郷編、幻想の未来、を思い出した。
15少年漂流記は読書感想文描いたな。
分厚いの読もうと見栄はったんだった。
蝿の王を読んでないので読みたい。
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ガールネクストドアー

隣の家の少女/ジャック・ケッチャム

トラウマ本だとの評判を聞いて買ってみた。

内容は一言で言うと、鬼畜NTRだった。
身構えていたのに思いのほかあっさり読めてしまった。
主人公が傍観者でまともだからだと思う。
自分としてはチャンドラー夫人とかエディとかの生い立ちとかが気になる。
そっちが深く描かれていたほうがどろどろしていて怖く感じただろう。
冒頭でルース向けていろいろ言ってるのにそのあたりにおわす程度だったのが残念。

子供と大人の関係とか良かった
一番身近でどうしようもないルールの中でどうにかやり方をみつけていくかんじ。
正しくなくても。


去年新美術館でやってた。
アーティスト・ファイル2008―現代の作家たち
で見た。

ポリクセニ・パパペトルー
ttp://polixenipapapetrou.net/work.php?cat=Games_of_Consequence_2008&img=9

ゲームってこれだ。
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